ゲーミングPCといえば黒が定番だが、最近は白いケースのモデルの人気も高まっている。
部屋の雰囲気を明るくしたり、スタイリッシュなインテリアに合わせやすかったりと、見た目にこだわるゲーマーを中心に支持されている。
とはいえ、白いケースのゲーミングPCはまだ選択肢が少なく、「どこで買えるの?」「どんなモデルがあるの?」と疑問に思う人もいるだろう。
そこでこの記事では、白いケースを選べるBTOゲーミングPCを紹介している。性能はもちろん、デザインや価格、そして白さにこだわって厳選した。
この記事を読めば、あなたの理想の白いゲーミングPCが見つかるはず。ゲーミング環境をアップグレードしたい人は、ぜひ最後まで見てほしい。
- 白いケースのおすすめBTOゲーミングPCを紹介
- SEVENの白いケース採用ゲーミングPC
- ストームの白いケース採用ゲーミングPC
- フロンティアの白いケース採用ゲーミングPC
- サイコムの白いケース採用ゲーミングPC
- マイニングベースの白いケース採用ゲーミングPC
- マウスコンピューターの白いケース採用ゲーミングPC
- 白いゲーミングPCの魅力とは?
- 白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶ、白いケースだからこそのメリット
- 白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶデメリット
- 白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶ際のポイント
- 白いケースのBTOゲーミングPCに関してよくある質問
- 白いケースのBTOゲーミングPCで、満足のいくゲームライフを送ろう
白いケースのおすすめBTOゲーミングPCを紹介
BTO | 特徴 | ケース |
---|---|---|
SEVEN (公式サイト) | ケースの豊富さが売り メーカーのケースを採用 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ストーム (公式サイト) | ピラーレスケースで綺麗さが売り | ![]() ![]() ![]() |
フロンティア (公式サイト) | 安さが売り | ![]() ![]() ![]() ![]() |
サイコム (公式サイト) | 品質が売り メーカーのケースを採用 | ![]() ![]() ![]() |
マイニングベース (公式サイト) | ピラーレスケースで派手さが売り | ![]() |
マウスコンピューター (公式サイト) | 知名度が売り | ![]() ![]() |
SEVENの白いケース採用ゲーミングPC
- ASUS ROG Hyperion GR701 White
- Fractal North White
- Thermaltake S200 TG ARGB White
- NZXT H9 Elite White
- NZXT H6 Flow White
- SilverStone FARA R1 V2 White
- HYTE Y70 Touch Infinite Panda
SEVENでは大手BTOと違い、NZXTやFractal DesignといったPCパーツメーカーのケースを採用している。ケースの候補が非常に多く、好みのケースを見つけやすい。
ケース以外の他パーツに関しても、幅広い選択肢から自由にカスタマイズできる。パーツの画像や説明も記載されているため、選びやすい。
PCケースにこだわりたい人や、半自作のようにゲーミングPCにこだわりたいという人は必見のBTOだ。
ASUS ROG Hyperion GR701 White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 268mm×639mm×659mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×2 USB3.2 Gen1 ×4 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×2 2.5インチベイ ×5 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:120mm×3 or 140mm ×3 背面:120mm×1 or 140mm×1 |
ASUS ROG Hyperion GR701 Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen9 7950X3D | Core Ultra9 285K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5090 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 128GB(32GB×4) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD 2TB SSD | 1TB SSD |
価格(税込) | 592,680円 | 1,613,480円 |
公式ページ | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
Fractal North White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 215mm×469mm×447mm |
前面インターフェイス | マイク ×1 ヘッドホン ×1 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 |
ドライブベイ | 2.5インチ ×2 3.5/2.5インチ共用 ×2 |
搭載可能ファン | 上面:140/120mm ×2 前面:140mm×2 or 120mm ×3 背面:120mm ×1 側面:140/120mm ×2 |
Fractal North Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
標準構成での扱いがない場合は、別のモデルからケースを変更すれば良い。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | ||
グラボ | ||
メモリ | ||
ストレージ | ||
価格(税込) | ||
公式ページ |
Thermaltake S200 TG ARGB White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×460mm×395.3mm |
前面インターフェイス | USB3.0 ×2 マイク ×1 ヘッドホン ×1 |
ドライブベイ | 2.5インチ×2 or 3.5インチ×3 |
搭載可能ファン | 上面:120/140mm×2 前面:120mm×3 or140mm×2 背面:120mm×1 |
Thermaltake S200 TG ARGB Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra7 265KF |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 1TB SSD |
価格(税込) | 456,280円 | 417,780円 |
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NZXT H9 Elite White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×495mm×466mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 側面:120mm ×3 底面:120mm ×3 or 140mm ×2 |
NZXT H9 Elite Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra9 285K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD 2TB SSD | 1TB SSD |
価格(税込) | 525,580円 | 533,280円 |
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NZXT H6 Flow White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 287mm×435mm×415mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 |
NZXT H6 Flow Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
標準構成での扱いがない場合は、違うモデルからケースを変更すれば良い。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra9 285 |
グラボ | RX7900XTX | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD |
価格(税込) | 455,180円 | 511,280円 |
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SilverStone FARA R1 V2 White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×455mm×420mm |
前面インターフェイス | USB3.0 ×2 USB2.0 ×1 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×2 or 140mm ×2 前面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 |
SilverStone FARA R1 V2 Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 7700 | Core Ultra5 235 |
グラボ | RTX4060Ti | RTX4060Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 1TB SSD | 1TB SSD |
価格(税込) | 285,780円 | 290,180円 |
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HYTE Y70 Touch Infinite Panda採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 320mm×470mm×470mm |
前面インターフェイス | USB3.0 ×2 USB2.0 ×1 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 or 140mm×1 側面:120mm×3 or 140mm×2 底面:120mm×3 or 140mm×2 |
HYTE Y70 Touch Infinite Pandaが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra9 285K |
グラボ | RTX5090 | RTX5090 |
メモリ | 128GB(32GB×4) DDR5-5600 | 128GB(32GB×4) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD 4TB SSD | 4TB SSD 4TB SSD |
価格(税込) | 1,583,780円 | 1,647,580円 |
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ストームの白いケース採用ゲーミングPC
最近のストームはピラーレスケースに特化したBTOだ。
ピラーレスケースはPC内部が丸見えになるが、内部配線の美しさまでこだわっているのはストーム独自の特徴と言える。
「鏡界2」「新界2」「幻界」の3つのシリーズがあり、主に内部配線へのこだわり具合が異なる。
鏡界2シリーズ

鏡界シリーズは、ストームのスタンダードシリーズだ。上位シリーズである新界シリーズや幻界シリーズと比べると洗練さは劣るが、価格面で優位性がある。
新界2シリーズ

新界は鏡界の上位モデルだ。背面コネクタマザーボードが搭載されていて、配線がきれいで見栄えが良いという特徴がある。
デスク上など、目立つところにゲーミングPCを設置する人には見栄えにこだわった新界シリーズをおすすめする。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | i5-14400F | i7-14700F | i7-14700KF | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5070Ti | 439,800 | 449,900 | 399,800 | 405,000 | |
RTX5070 | 388,000 | 338,000 | 343,000 | ||
RTX4070Ti S | 358,000 | ||||
RTX4060 | 214,000 | ||||
RX9070XT | 388,000 | ||||
RX9070 | 368,000 | 378,000 | |||
RX7800XT | 319,800 |
※2025年3月31日時点での情報
幻界シリーズ

幻界シリーズは、PCパーツメーカーとして世界的に有名なMSIとのコラボ製品だ。ピラーレスケースであることと、天面の形状が特徴のケースとなる。新界と同じく、配線が裏面に隠れていて、見栄えが非常に良い。
新界シリーズと幻界シリーズは中身も価格面もほぼ同じなので、気に入ったデザインの方を選ぶと良い。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9900X3D | i5-12400F | i5-14400F | i7-14700F | i7-14700KF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX5080 | 509,800 | 629,800 | |||||
RTX5070Ti | 439,800 | 449,900 | 399,800 | 405,000 | |||
RTX5070 | 388,000 | 338,000 | 343,000 | ||||
RTX4060Ti | 195,000(即納) | ||||||
RTX4060 | 214,000 | ||||||
RX9070XT | 378,000 | 388,000 | |||||
RX9070 | 368,000 | 378,000 | |||||
RX7800XT | 319,800 |
※2025年3月31日時点での情報
フロンティアの白いケース採用ゲーミングPC
最近のフロンティアはケースのバリエーションが増え、白いケース採用のモデルも多い。さらにセールが常時開催されており、セールモデルをお得に手に入れられる。
安くて白いゲーミングPCを求めているなら、フロンティアがおすすめだ。
フロンティアの白いケースのラインナップは以下の4シリーズであり、それぞれ外観が大きく異なる。
- GHLシリーズ:スタンダードな白いゲーミングPC
- GPLシリーズ:ピラーレスケース採用モデル
- GK/GKLシリーズ:シンプルデザインの小型モデル
- MFGシリーズ:MSIとのコラボモデル
GHLシリーズ

フロンティアの白ケースPCの中ではスタンダードなモデルだ。ミドルタワーケースであり、拡張性や価格のバランスが良い。
最大7基のLEDファンが搭載可能で、左サイドの強化ガラスパネルを通して、LEDの輝きを堪能できる。
セール対象になることが多く、お得に手に入れるチャンスが多い。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D | i5-14400F | i7-14700F | U7 265F | |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 869,800 | |||||
RTX5080 | 509,800 | 529,800 | 449,800 | 424,800 | ||
RTX5070Ti | 399,800 | 384,800 | 399,800 | |||
RTX4060Ti | 234,800 | |||||
RX9070XT | 344,800 | 369,800 | 299,800 | |||
RX7900XT | 319,800 |
※2025年3月28日時点の情報
GPLシリーズ

GPLシリーズはピラーレスケースを採用し、前面と左側面が強化ガラスで繋がっている。内部が広々と見え、LEDを付けたときの見た目の良さはピカイチだ。
白いパーツを多く搭載していることから、全体として統一感がある。
セール対象になることは最近ではほぼなく、お得に手に入れるチャンスは少ない。もしセール対象になっていたら見逃し厳禁だ。
GK/GKLシリーズ
- 白ケース
- 光るケース


GK/GKLシリーズは、フロンティアの基本的なシリーズの1つだ。ミニタワーケースなので拡張性には劣るが、価格が低く選びやすい。
シンプルな外観なので価格が抑えめであり、セール対象にもなりやすいことからコスパに優れている。
R7 5700X | R7 7800X3D | R7 9700X | i7-14700F | |
---|---|---|---|---|
RTX5070 | 359,800(光) | 259,800 | ||
RTX4070S | 289,800 | |||
RTX4060Ti | 239,800 | |||
RX9070 | 379,800(光) | |||
RX7800XT | 209,800 | 244,800 |
※2025年3月28日時点の情報
MFGシリーズ

PCパーツメーカーとして世界的に有名なMSIとのコラボモデルだ。MSI製のパーツを多く搭載していて、やや高額だが信頼性は高い。
ケースはMSI MPG VELOX 100Rであり、エアフロー性能が特に高い。冷却性が特に重要になる高性能な構成でも十分に冷却可能だ。
セール対象になるモデルは限定的なことには注意したい。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | i7-14700F | U7 265F | U7 265K | U9 285K | |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 834,800 | |||||
RTX5080 | 469,800 | 439,800 | 599,800 | |||
RTX5070Ti | 409,800 | 419,800 | 379,800 | 419,800 | ||
RTX5070 | 359,800 | 329,800 | 374,800 |
※2025年3月28日時点の情報
サイコムの白いケース採用ゲーミングPC
サイコムのゲーミングPCは高品質さが最大の特徴だ。
大手BTOのように無名メーカーのパーツを使って価格を抑えるのではなく、有名メーカーの高品質パーツを使っている。その分価格は高くなるが、冷却性・耐久性・静音性を重視したいPC玄人は必見のBTOだ。
ケースに関しては派手ではなくシンプルだが、有名なPCパーツメーカーのケースが採用されていて、シンプルかつ洗練されたデザインとなっている。
- G-Master Velox Ⅱ:価格を意識したシリーズ
- G-Master Hydro:CPUとグラボの両方のクーラーが水冷式となっている冷却性重視シリーズ
- G-Master Luminous:ピラーレスケースを採用したコンセプトモデル
G-Master Velox Ⅱ

Velox Ⅱはサイコムの売れ行きトップクラスのシリーズだ。サイコムの高品質さはそのままに、ある程度リーズナブルな構成となっている。
ケースはFractal Design Pop Silentであり、北欧デザインらしくシンプルでスタイリッシュな印象を受ける。
搭載できるCPU・グラボも幅広いため、白いケースで高品質なゲーミングPCを求める人に広くおすすめできるシリーズと言える。
パーツ(変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
CPU | Ryzen5 5600XT | Core i5-14400F |
グラボ | RTX4060 | RTX4060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 180,400円 | 180,610円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Hydro

Hydroはサイコムが誇るデュアル水冷シリーズだ。
デュアル水冷とは、CPUとグラボの両方のクーラーが水冷式になっているものだ。熱を発しやすい高性能なグラボで特に役に立つ。
CPUだけでなくグラボも水冷式にすることでパーツをより効率的に冷やすことができ、静音性を高めることができる。RTX4070Ti Super以上のグラボを考えているなら必見のシリーズだ。
ケースに関してはデフォルトが黒であり、白いケースにするにはカスタマイズ料金がかかる。ガラスパネルケースなら約3,000円、ガラスパネルなしなら約1,100円だ。
AMD構成例 | Intel構成例 | |
---|---|---|
CPU | Ryzen7 9700X | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX4080Super | RTX4080Super |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 501,160円 | 508,190円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Luminous

Luminousはサイコムのコンセプトモデルだ。Antec製の白いピラーレスケースを採用していて、非常に映えるシリーズとなっている。
ピラーレスケース採用なので価格は高いが、高品質で映えるゲーミングPCは他BTOではなかなか見つからない。品質と見た目にこだわりたい人は必見だ。
構成例 | |
---|---|
CPU | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5080 |
メモリ | 64GB(16GB×4) DDR5-5600 |
SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 667,370円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる |
マイニングベースの白いケース採用ゲーミングPC

マイニングベースは新興のベンチャー企業なので知名度は低いが、ピラーレスケースと派手さが特徴だ。10つのLEDファンが付いていて、インテリアとして非常に映える。
ゲーマーモデル・クリエイターモデル・ストリーマーモデルの3モデルがあり、マザーボードの仕様などが異なるが、ケースに関してはどれも同じだ。
ゲーマーモデル
ゲームでは、コアが多い上位のCPU(i9やRyzen9)は全く必要ない。ゲーマーモデルは、ゲーム用途で無駄が無いCPUがラインナップとなっている。
R7 5700X | R7 5700X3D | R7 7800X3D | R5 9600X | R7 9800X3D | i5-14400F | i7-14700F | U7 265F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX5080 | 499,800 | 528,640 | ||||||
RTX5070Ti | 439,040 | 467,040 | 395,360 | 422,240 | ||||
RTX5070 | 297,920 | 316,960 | 386,400 | 314,720 | 341,600 | |||
RTX4060Ti | 303,520 | 262,080 | 226,240 | 259,840 | 286,720 | |||
RTX4060 | 221,760 | 240,800 | 204,960 |
クリエイターモデル
クリエイターが使うソフトは高負荷の処理をすることが多く、コア数の多い上位のCPUが必要となる。クリエイターモデルは、クリエイター向けソフトを使うのも適したCPUを搭載したモデルがラインナップになっている。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D | U7 265K | U9 285K | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 1,092,000 | 1,058,400 | |||
RTX5080 | 584,640 | 612,640 | 657,440 | 567,840 | 623,840 |
RTX5070Ti | 523,040 | 551,040 | 595,840 | 506,240 | 562,240 |
RTX5070 | 470,400 | 425,600 | 481,600 |
ストリーマーモデル
ストリーマーは、ゲームしながら配信するなどのマルチタスクが多いため、コアが多い上位のCPUが必要になる。ストリーマーモデルでは、マルチタスクに適したCPUがラインナップとなっている。
さらにUSBポートの数が充実しているなど、ストリーマーに必要なゲーミングPCとなっているのが特徴だ。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D | U7 265K | U9 285K | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 1,030,400 | 1,008,000 | |||
RTX5080 | 523,040 | 551,040 | 595,840 | 517,440 | 573,440 |
RTX5070Ti | 461,440 | 489,440 | 534,240 | 455,840 | 511,840 |
RTX5070 | 408,800 | 375,200 | 431,200 |
マウスコンピューターの白いケース採用ゲーミングPC
マウスコンピューターは非常に知名度の高いBTOであり、多くの人が利用している。逆に言えば、知名度以外で特に目立った特徴はない。
マウスコンピューターの白いケースのモデルは、いずれもエントリー~ミドルクラスのラインナップとなっている。
- G-TUNE DGシリーズ:スタンダードモデル
- NEXTGEAR JGシリーズ:Web限定のRyzen CPU採用モデル
G-TUNE DGシリーズ

DGシリーズは、マウスコンピューターのスタンダードなシリーズだ。非常にシンプルなデザインとなっていて、シンプルな白ケースを選びたい人に向いている。
R5 4500 | R7 5700X | R7 7700X | R7 7800X3D | R5 9600X | R7 9700X | R7 9800X3D | i5-14400F | i7-14700F | U5 225 | U7 265 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX5070 | 372,500 | 382,500 | 382,500 | 407,500 | 397,500 | ||||||
RTX4060 | 188,600 | 213,600 | 272,500 | 248,600 | 282,500 | 207,500 | 267,500 | 247,500 | 287,500 |
※太字はセール対象モデル
NEXTGEAR JGシリーズ

NEXTGEAR JGシリーズは、オンライン限定のゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」の1シリーズだ。
AMD RyzenのCPUからしか選べないが、最近だとIntelよりAMDのほうが優秀と考える人も増えているため、さほどデメリットにならない。
白いゲーミングPCの魅力とは?
近年、ゲーミングPCのトレンドとして注目を集めているのが、白いケースを採用したモデルだ。
従来のゲーミングPCは黒を基調としたものが多かったが、白いケースは見た目のインパクトが大きく、ゲーミング環境をおしゃれに演出したいユーザーから支持されている。
おしゃれでスタイリッシュな外観
白いケースの最大の魅力は、そのスタイリッシュな外観だ。部屋のインテリアに合わせやすく、特に白を基調としたゲーミング環境にぴったりとなっている。
清潔感があり、洗練された印象を与えるため、見た目にこだわりたいユーザーにおすすめだ。
部屋の雰囲気を明るく演出
黒いケースのゲーミングPCは、どうしても部屋の雰囲気を暗くしてしまいがちだ。
しかし白いケースであれば、光を反射して部屋全体を明るく演出する効果がある。
特にLEDライティングと組み合わせることで、より一層華やかで個性的な空間を作り出すことができる。
ゲーミング環境を個性的にカスタマイズ
白いケースは、他のパーツや周辺機器との組み合わせによって、自分だけのオリジナルゲーミング環境を構築しやすいというメリットもある。
例えば、白いゲーミングキーボードやマウス、モニターなどを組み合わせることで、統一感のあるスタイリッシュな環境を実現できる。
白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶ、白いケースだからこそのメリット
白いケースのBTOゲーミングPCは、見た目の美しさだけでなく、従来の黒いケースにはない独自のメリットがある。
先ほどの「白いゲーミングPCの魅力」と重なる部分もあるが、白いケースを選ぶことで得られる特別なメリットについて詳しく解説する。
ゲーミング環境をより明るく、開放的に
白いケースは光を反射しやすく、ゲーミング環境全体を明るく開放的な雰囲気にしてくれる。
特に、間接照明やLEDライティングとの組み合わせで、より一層際立つ効果がある。
黒いケースでは得られない、明るく爽やかなゲーミング空間を実現できる。
パーツや周辺機器との色の組み合わせを楽しむ
白いケースは、他のパーツや周辺機器との色の組み合わせをより自由に楽しめる。
例えば、カラフルなLEDファンやケーブル、白いゲーミングデバイスなどを組み合わせることで、自分だけのオリジナルカラーテーマを構築できる。
黒いケースでは、色の組み合わせが限定的になりがちだが、白いケースは無限の可能性を秘めていると言える。
清潔感とスタイリッシュさを両立
白いケースは清潔感とスタイリッシュさを両立できるのが大きなメリットだ。
黒いケースはホコリや指紋が目立ちやすいが、白いケースは比較的目立ちにくく、常に美しい状態を保てる。
また、白いケースは洗練されたデザインのものが多く、ゲーミング環境をおしゃれに演出できる。
他のゲーマーとの差別化
白いケースのゲーミングPCはまだ少数派であり、他のゲーマーとの差別化を図ることができる。
個性を重視するゲーマーにとって、白いケースは唯一無二の存在感を放ち、周りと差をつけられる。
白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶデメリット
白いケースのゲーミングPCは、多くの魅力的なメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在する。
購入を検討する際には、これらのデメリットも十分に理解しておくことが重要だ。
黒いケースのモデルより高額な傾向にある
白いケースのモデルは、黒いケースのモデルより高額な傾向にある。同額ということはあっても、白いケースのモデルのほうが安いということはまずない。
ケース自体が黒より白のほうが高額なだけでなく、内部パーツも高額だからだ。PC内部が見える強化ガラスのケースの場合、白いグラボや白いCPUクーラーを採用することが多いため、ケースの価格差以上に高額になる。
白いパーツを採用しているという理由だけで高額になることは知っておきたい。
直射日光を浴び続けると茶色に変色する
白いケースは、直射日光を浴び続けると、紫外線によって茶色に変色する可能性がある。
直射日光が当たる場所に設置する場合は注意が必要だ。
構成の選択肢が少ないことがある
白いケースのBTOゲーミングPCは、黒いケースのモデルに比べて、構成の選択肢が少ないことがある。
特に、高性能なパーツを搭載したい場合や、特殊な構成にしたい場合は、希望通りのモデルが見つからない可能性がある。
汚れや傷が目立ちやすい
白いケースは黒いケースに比べて、汚れや傷が目立ちやすいというデメリットがある。
特にタバコのヤニやホコリ、指紋などが付着すると目立ってしまう。
定期的な掃除が黒いケースより必要になるため、メンテナンスに手間がかかることを考慮しておこう。
LEDライティングが映えにくい場合がある
白いケースは、LEDライティングの色によっては、光が拡散してしまい、本来の色合いが映えにくい場合がある。
特に淡い色のLEDライティングを使用する場合は注意が必要だ。
白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶ際のポイント
ここでは、白いケースのBTOゲーミングPCを選ぶ際のポイントを詳しく解説する。
パーツ構成の選び方:白いパーツで統一感アップ
白いケースに合わせるパーツも、色を統一することでより美しいゲーミングPCに仕上がる。
- マザーボード、グラフィックボード、メモリ、CPUクーラー:白いパーツを選ぶことで、内部もスタイリッシュに
- LEDファン、ケーブル:LEDで色をカスタマイズし、個性を演出
性能だけでなく、見た目にもこだわってパーツを選ぶのが大事だ。
拡張性と将来性
白いケースに限った話ではないが、拡張性は重要なポイントだ。
- 将来的なパーツ交換、増設:拡張スロットやストレージベイの数を確認
- 最新規格への対応:将来を見据えた規格に対応しているか
長く使うためには、拡張性の高いモデルを選ぼう。
予算との兼ね合い
白いケースは、黒いケースのゲーミングPCに比べて高価な傾向にある。
- 予算に合わせてパーツを選ぶ:白いパーツは高価な場合があるため、性能とのバランスを考慮
- セールやキャンペーンを利用:予算を抑えつつ、理想の白いゲーミングPCを手に入れる
予算に合わせて、最適な白いゲーミングPCを手に入れよう。
白いケースのBTOゲーミングPCに関してよくある質問
白いケースのBTOゲーミングPCに関する疑問や不安を解消するために、よくある質問とその回答をまとめた。
結局どのBTOのゲーミングPCを選べば良いの?
白いケースのゲーミングPCが欲しいのであれば、自分が気に入るケースデザインがあるBTOを選ぶべきだ。
ゲーミングPCは数十万円の買い物なので、後悔しないためにも妥協しないほうが良い。
初心者でも白いゲーミングPCを選んで問題ない?
初心者でも白いケースのゲーミングPCを選んで問題ない。
- BTOであれば、必要なパーツを組み込んで購入できる
- 初心者向けモデルを販売しているBTOもある
- 白いケースのゲーミングPCだからといって、特別な知識が必要になることもない
ただし、白いケースは黒いケースと比べて汚れが目立ちやすいため、定期的な掃除を心がけよう。
グラボまで白で統一されているモデルはある?
ガラスパネルケースであり内部が見える場合は、白いグラボが採用されていることが多い。
ただし一部モデルは黒いグラボを採用していることがある。
白いグラボが採用されている場合は、公式サイトのグラボの欄に「ホワイト」「White」などと記載されていることが多いので、確認が必須だ。
白いケースのBTOゲーミングPCで、満足のいくゲームライフを送ろう
このページでは、白いケースのBTOゲーミングPCを紹介した。
- SEVEN(公式サイト):ケースの豊富さが売り
- ストーム(公式サイト):ピラーレスケースと奇麗さが売り
- フロンティア(公式サイト):セールモデルの安さが売り
- サイコム(公式サイト):品質の高さが売り
- マイニングベース(公式サイト)
:ピラーレスケースと派手さが売り
- マウスコンピューター(公式サイト):知名度が売り
白いケースのゲーミングPCは、スタイリッシュな外観と高性能を両立できるだけでなく、ゲーミング環境をより快適で個性的な空間に変えてくれる。
見た目も性能も妥協しない、成功のゲーム体験を!