RTX4070はWQHDゲーミング向けのミドルクラスのグラボだ。
このページでは、RTX4070搭載PCをケースデザイン重視で紹介する。
RTX4070搭載のゲーミングPCを探している人は必見だ。
RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCをケース重視で紹介
このサイトはPCケースデザインに着目しているので、デザインが良いRTX4070搭載PCを紹介する。
おすすめ1:サイコムのシンプルケース×RTX4070
G-Master Velox Ⅱ Intel Edition | |
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セール期間 | ~2025年1月20日 |
CPU | Core i5-14400F(変更可) |
GPU | RTX4070(要変更) |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
価格(税込) | 216,110円 |
おすすめ1は、サイコムのシンプルケースモデルだ。画像は白だが、黒も選べる。
有名メーカーであるFractal Designのケースを採用していて、シンプルながらスタイリッシュな印象を受ける。
シンプルなデザインを求めている人におすすめだ。
おすすめ2:SEVENのゲーミングPC(Intel)
ZEFT Z47GH | |
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セール期間 | ~12月25日23時59分 |
CPU | Core i7-14700F(変更可) |
GPU | RTX4070 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
価格(税込) | 285,780円 |
おすすめ2は、SEVENのゲーミングPCだ。
SEVENではパーツを幅広い選択肢から選ぶことができ、自分の好みに合うケースを見つけやすい。
ケースに対して強いこだわりがある人はSEVENのゲーミングPCがおすすめだ。
おすすめ3:SEVENのゲーミングPC(AMD)
ZEFT R59EA | |
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セール期間 | ~12月25日23時59分 |
CPU | Ryzen7 9700X(変更可) |
GPU | RTX4070 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
価格(税込) | 295,680円 |
おすすめ3は、SEVENのゲーミングPCだ。
SEVENでは幅広い選択肢からパーツを選ぶことができる。ケースも変更可能だ。
1つ1つパーツにこだわりたい人には、SEVENのゲーミングPCをおすすめする。
RTX4070の基本情報
RTX4070 | RTX4060Ti | RTX4070S | |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
GPUコア | AD104 | AD106 | AD104 |
プロセス | 5nm | 5nm | 5nm |
CUDAコア | 5888基 | 4352基 | 7168基 |
RTコア世代 | 第3世代 | 第3世代 | 第3世代 |
RTコア | 46基 | 34基 | 56基 |
Tensorコア世代 | 第4世代 | 第4世代 | 第4世代 |
Tensorコア | 184基 | 136基 | 224基 |
ベースクロック | 1.92GHz | 2.31GHz | 1.98GHz |
ブーストクロック | 2.48GHz | 2.54GHz | 2.48GHz |
メモリ容量 | 12GB | 8GB/16GB | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X |
メモリクロック | 21Gbps | 18Gbps | 21Gbps |
メモリバス幅 | 192bit | 128bit | 192bit |
メモリバス帯域 | 504GB/s | 288GB/s | 504GB/s |
TDP | 200W | 160W/165W | 220W |
推奨電源 | 650W | 550W | 650W |
RTX4070はWQHD最高設定で60fpsを目指すグラボだ。12GBのGPUメモリを搭載していることも、高いWQHD適性を持つ一因だ。
12GBのGPUメモリはクリエイティブ用途にも役に立つ。RTX30シリーズ以前は8GBが主流であり、8GBでは足りなかったクリエイターにとって魅力的な選択肢になる。
WQHD適性と12GBのGPUメモリを持っていることは、RTX4060Tiとの大きな差別化点だ。RTX4060TiはフルHD向けで8GBであり、RTX4070とは性能もターゲット層も違う。
とはいえ、ゲームの要求スペックが上がっている最近だと、12GBのGPUメモリが過剰というわけではないことや、比較的手が出しやすい価格帯であることから、一般的なユーザーでもRTX4070を選んで損はない。
WQHD性能を引き上げる「フレーム生成」
RTX4070は「フレーム生成」という機能を使用できる。
フレーム生成とはRTX40シリーズだけで使用でき、AIによってフレームを補完することでフレームレートを大幅に上昇させることができる機能だ。
デメリットとして、AIによる学習が必要なので、対応済みのゲームでしか使用できない。
フレーム生成は、フレームレートが出づらいWQHD以上の解像度で恩恵が大きく、RTX4070との親和性が高い。
動画エンコードメインならRTX4070Ti以上が望ましい
エンコードを担当するNVENCが、RTX4070には1基しか搭載されていない。一方でRTX4070Tiには2基搭載されていて、デュアルエンコードが可能だ。
理論上ではRTX4070TiはRTX4070の2倍の速度でエンコード可能なので、仕事でエンコードをするようなクリエイターはRTX4070Ti以上を選びたい。
RTX4070のフルHDゲーミング性能を比較
重いゲームと軽いゲームに分けて、RTX4070のフルHDゲーミング性能を比較する。
なお、CPUはRyzen7 5800X3D、画質は最高設定での比較となる。
重いゲームでのRTX4070のフルHDゲーミング性能
RTX4070 | RTX4060 | RTX4060Ti | |
---|---|---|---|
平均(割合) | 92.4(100%) | 63.9(69.1%) | 76.6(82.9%) |
Cyberpunk 2077(RT) | 55.2 | 33.6 | 42.9 |
Far Cry 6 | 146.2 | 116.7 | 128.6 |
God of War | 122.2 | 80.0 | 96.0 |
Hogwarts Legacy | 85.8 | 68.7 | 81.5 |
Red Dead Redemption 2 | 85.4 | 50.5 | 61.0 |
The Last of Us Part 1 | 100.8 | 62.3 | 78.8 |
The Witcher 3 NextGen | 98.5 | 65.8 | 81.1 |
The Witcher 3 NextGen(RT) | 44.9 | 33.2 | 42.5 |
RTX4070は平均92.4fpsであり、フルHDゲーミングなら余裕だ。RT(レイトレーシング)を有効にしたゲーム以外では60fpsを大きく上回っていて、さすがはWQHDゲーミング向けのグラボと言える。
とはいえ、RTX4060やRTX4060Tiでも60fpsは超えている。フルHDゲーミング目的でRTX4070を選ぶ意味は薄い。
軽いゲームでのRTX4070のフルHDゲーミング性能
RTX4070 | RTX4060 | RTX4060Ti | |
---|---|---|---|
Apex | 243.1 | 184.8 | 205.3 |
Apex(低設定) | 298.7 | 298.2 | 286.3 |
DOOM Eternal(RT) | 226.1 | 166.5 | 233.3 |
Fortnite (パフォーマンスモード) | 628.7 | 512.2 | 568.8 |
これらのゲームは場面によってフレームレートが大きく変わるため、数値自体は参考程度に見てほしい。
とはいえどのゲームでも、高フレームレートでプレイ可能だ。
フレーム生成使用時のRTX4070のフルHDゲーミング性能
RTX4070 | RTX4060 | RTX4060Ti | |
---|---|---|---|
通常からの伸び率 | 227.9% | 213.1% | 211.3% |
Cyberpunk 2077(RT) | 146.2 | 92.8 | 115.2 |
Hogwarts Legacy | 175.9 | 121.5 | 143.3 |
The Witcher 3 NextGen(RT) | 101.6 | 74.5 | 94.2 |
※DLSS(品質)も併用
AIによってフレームレートを向上させる「フレーム生成」を使用した際、どのグラボもフレームレートが2倍以上に跳ね上がった。
フレーム生成はRTX4070のフルHDゲーミング性能をさらに高めてくれるが、RTX4060やRTX4060Tiでも同じことが言える。
また、フレーム生成は対応しているゲームでしか使用できないため、汎用性は低いことに注意。
RTX4070のWQHDゲーミング性能を比較
重いゲームと軽いゲームに分けて、RTX4070のWQHDゲーミング性能を比較する。
なお、CPUはRyzen7 5800X3D、画質は最高設定での比較となる。
重いゲームでのRTX4070のWQHDゲーミング性能
RTX4070 | RTX4060Ti | RTX4070S | |
---|---|---|---|
平均(割合) | 72.6(100%) | 54.5(75.1%) | 80.1(110.4%) |
Cyberpunk 2077(RT) | 33.8 | 25.1 | 40.6 |
Far Cry 6 | 123.2 | 95.4 | 126.2 |
God of War | 104.8 | 76.7 | 119.2 |
Hogwarts Legacy | 67.4 | 55.5 | 72.9 |
Red Dead Redemption 2 | 68.8 | 52.9 | 78.2 |
The Last of Us Part 1 | 74.7 | 47.6 | 83.5 |
The Witcher 3 NextGen | 69.5 | 53.2 | 78.8 |
The Witcher 3 NextGen(RT) | 38.3 | 29.4 | 41.3 |
RTX4070は平均72.6fpsであり、十分なWQHDゲーミング性能を持つことがわかる。ゲーム別に見ても、RT(レイトレーシング)を有効にしたゲーム以外で60fps以上を出せている。
RTX4060Tiと比べると、性能差は歴然だ。RTX4060Tiは平均54.5fpsであり、ゲーム別に見ても60fpsに達していないものが多い。
RTX4070Superと比べると10%の差をつけられていて、RTX4070Superの方がWQHDゲーミング性能に余裕がある。RTX4070SuperはRTX4070に取って代わるグラボであり、BTOではRTX4070Superが主流になっている。
RTX4070はアップグレード版であるRTX4070Superがライバルではあるが、WQHDゲーミング性能自体は評価できる。
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軽いゲームでのRTX4070のWQHDゲーミング性能
RTX4070 | RTX4060Ti | RTX4070S | |
---|---|---|---|
Apex | 229.1 | 163.0 | 231.1 |
Apex(低設定) | 299.0 | 251.6 | 295.6 |
DOOM Eternal(RT) | 224.8 | 112.8 | 250.2 |
Fortnite (パフォーマンスモード) | 510.6 | 378.9 | 523.3 |
これらのゲームは場面によってフレームレートが大きく変わるため、数値自体は参考程度に見てほしい。
とはいえどのゲームでも、高フレームレートでプレイ可能だ。
フレーム生成使用時のRTX4070のWQHDゲーミング性能
RTX4070 | RTX4060Ti | RTX4070S | |
---|---|---|---|
通常からの伸び率 | 228.0% | 224.5% | 236.0% |
Cyberpunk 2077(RT) | 98.1 | 73.2 | 115.7 |
Hogwarts Legacy | 132.7 | 104.7 | 151.1 |
The Witcher 3 NextGen(RT) | 87.3 | 69.0 | 98.6 |
※DLSS(品質)も併用
AIによってフレームレートを向上させる「フレーム生成」を使用した際、どのグラボもフレームレートが2倍以上に跳ね上がった。フレーム生成を使えばRTX4060Tiですら、WQHDで60fps以上を出せる。
ただし、フレーム生成は対応しているゲームでしか使用できないため、汎用性は低いことに注意。
RTX4070の価格やコスパを比較
RTX4070 | RTX4060 | RTX4060Ti | RTX4070S | |
---|---|---|---|---|
グラボ価格 | 8.3万円 | 4.3万円 | 5.8万円 | 9.5万円 |
コスパ(フルHD) | 11.13 | 14.86 | 13.21 | – |
コスパ(WQHD) | 8.75 | – | 9.40 | 8.43 |
※コスパ=平均フレームレート÷グラボ価格(万円)
RTX4070はフルHDゲーミングにおいてはコスパが悪い。フルHDゲーミング向けで低価格なRTX4060やRTX4060Tiを選ぶべきだ。
一方でWQHDゲーミングであれば、RTX4060Tiとのコスパ差が小さくなっている。RTX4060TiはWQHDゲーミングでの伸びが悪いからだ。
同じWQHDゲーミング向けのRTX4070Superと比べると、わずかだがRTX4070のほうが高コスパとなっている。実際の価格も約1万円の差があるため、RTX4070を選ぶメリットはある。
RTX4070はBTOでの取り扱いが少ないというデメリットはあるが、WQHDゲーミング向けのグラボとしておすすめだ。
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RTX4070に関してよくある質問
- RTX4070の推奨電源は?
- RTX4070の消費電力は?
- RTX4070を使うと電気代はいくらになる?
RTX4070の推奨電源は?
RTX4070の公式での推奨電源は650Wだ。
RTX4070のTDPは200Wで、Core i7-14700Kを搭載した場合、+125Wで325Wとなる。
電源ユニットの容量は使用電力の約2倍が良いとされているので、650Wになる。
RTX4070の消費電力は?
RTX4070 | RTX4060Ti | RTX4070S | |
---|---|---|---|
平均 | 184.9W | 130.8W | 199.5W |
Apex | 189.6W | 124.5W | 192.9W |
Cyberpunk 2077(RT) | 184.5W | 146.1W | 206.3W |
DOOM Eternal(RT) | 197.6W | 108.6W | 209.6W |
Far Cry 6 | 175.5W | 122.4W | 180.8W |
Fortnite | 155.7W | 127.1W | 159.0W |
God of War | 195.0W | 146.2W | 213.7W |
Hogwarts Legacy | 188.0W | 133.8W | 206.0W |
Red Dead Redemption 2 | 191.6W | 140.5W | 214.9W |
The Last of Us Part 1 | 181.4W | 113.2W | 206.6W |
The Witcher 3 NextGen(RT) | 190.3W | 145.3W | 205.4W |
WQHDゲーミングにおける消費電力は以上の通り。
RTX4070を使うと電気代はいくらになる?
ゲーム時の消費電力平均 | 1日5時間使用 | 30日間使用 | |
---|---|---|---|
RTX4070 | 184.9W | 28.7円 | 859.9円 |
RTX4060Ti | 130.8W | 20.3円 | 608.1円 |
RTX4070S | 199.5W | 30.9円 | 927.8円 |
※環境によって電気代は異なる
RTX4070搭載のおすすめゲーミングPCまとめ
このページでは、RTX4070搭載のゲーミングPCをケースデザイン重視で紹介し、RTX4070について解説もした。
内容をまとめると以下の通り。
- RTX4070はWQHD適性が高いミドルクラスのグラボ
- WQHDゲーミングが目的なら、RTX4070以上のグラボを選ぶべき
- RTX4070Superに置き換わりつつあるが、WQHDゲーミング向けグラボとしてはRTX4070は優秀
少しでも安くWQHDゲーミング性能が欲しいなら、RTX4070がおすすめだ。
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