ピラーレスケースはインテリアとして非常に映えるPCケースなので、特に自作erからの人気が高い。
しかしBTOではピラーレスケースは主流ではなく、扱っていないBTOも多い。
そこでこのページでは、ピラーレスケース採用のBTOゲーミングPCを紹介している。
おしゃれなピラーレスケースのゲーミングPCを手に入れ、映えるゲーム部屋を作りたいと思っている人は必見だ。
ピラーレスケースを選べるBTO
- SEVEN(公式サイト):ケースやパーツの幅広い選択肢が売り
- Ark(公式サイト):ケースやパーツの幅広い選択肢が売り
- ストーム(公式サイト):ピラーレスケースと配線の奇麗さが売り
- マイニングベース(公式サイト)
:ピラーレスケースと派手さが売り
- フロンティア(公式サイト):価格の安さが売り
- サイコム(公式サイト):品質の高さが売り
これらのBTOでは、ピラーレスケース採用のゲーミングPCを手に入れることができる。
SEVENで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
SEVENで選べるピラーレスケースは以下の通り。
- NZXT H6 Flow White
- NZXT H6 Flow Black
- NZXT H9 Elite White
- LianLi O11D EVO RGB Black
- ASUS TUF Gaming GT502 Black
SEVENでは全てのパーツを幅広い選択肢から選ぶことができる。型番がすべて公開されていて、自作PCかのように自分で組み上げることが可能だ。
PC初心者だと選択肢の広さは混乱に繋がるだけだが、PC玄人であれば選択肢が広いほど嬉しい。もちろん基本モデルをそのまま購入しても問題ないが、カスタマイズがSEVENの醍醐味だ。
NZXT H6 Flow White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 287mm×435mm×415mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 |
NZXT H6 Flow White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra9 285 |
グラボ | RX7900XTX | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD |
価格(税込) | 455,180円 | 511,280円 |
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NZXT H9 Elite White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×495mm×466mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 側面:120mm ×3 底面:120mm ×3 or 140mm ×2 |
NZXT H9 Elite Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra9 285K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD 2TB SSD | 1TB SSD |
価格(税込) | 525,580円 | 533,280円 |
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LianLi O11D EVO RGB Black採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×471mm×478mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×1 USB3.0 ×2 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×3 背面:120mm×1 側面:120mm×3 or 140mm ×3 底面:120mm×3 or 140mm ×3 |
LianLi O11D EVO RGB Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen9 7950X3D | Core i9-14900KF |
グラボ | RTX5090 | RTX5070Ti |
メモリ | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD 2TB SSD |
価格(税込) | 1,185,580円 | 569,580円 |
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ASUS TUF Gaming GT502 Black採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 285mm×450mm×446mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×4 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 側面:120mm×3 底面:120mm×3 |
ASUS TUF Gaming GT502 Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (すべて変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen9 9900X3D | Core Ultra7 265F |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5080 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 64GB(32GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD |
価格(税込) | 504,680円 | 632,280円 |
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Arkで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
Arkで選べるピラーレスケースは以下の通り。
- Antec Constellation C8 (ARGB) White/Black
- Antec CX500M RGB Black/White
- NZXT H6 Flow RGB White/Black
Arkはカスタマイズ幅が売りのBTOであり、幅広い選択肢からパーツを選べる。
ケースに関しては色しか変えられないことが多く、標準構成の時点で好みのケースを選ぶ必要がある。
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 303mm×476mm×464mm |
前面インターフェイス | Type-C 10Gbps ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×4 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 or 160mm×2 背面:120mm×1 or 140mm×1 側面:120mm ×3 or 140mm ×2 底面:120mm×3 or 140mm×3 or 160mm×2 |
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (ケース以外変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD |
価格(税込) | 539,800円 | 509,800円 |
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Antec CX500M RGB Black/White採用PC
- 黒
- 白


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×446mm×436mm |
前面インターフェイス | Type-C 3.2 Gen2 ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×1 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×1 2.5インチシャドウベイ ×1 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 側面:120mm ×2 |
Antec CX500M RGBが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
パーツ (ケース以外変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD |
価格(税込) | 494,800円 | 469,800円 |
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NZXT H6 Flow RGB White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 287mm×435mm×415mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 |
NZXT H6 Flow RGB White/Blackが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
パーツ (ケース以外変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
ケース | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5080 | RTX5080 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 2TB SSD | 2TB SSD |
価格(税込) | 659,800円 | 629,800円 |
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ストームで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
ストームはピラーレスケース専門と言えるほどのBTOであり、洗練されたピラーレスケースモデルを選ぶことができる。
シリーズごとに特徴が少し異なる。
- 鏡界2:最も基本的なシリーズ
- 新界2:鏡界2より内部配線が整っているシリーズ
- 幻界:新界2と似ているが、MSI製のケースを採用しているシリーズ
- 幻界LB:幻界の黒色ケース版
- 影界:Phanteks製の黒色ケースを採用したシリーズ
鏡界2シリーズ

鏡界2シリーズは、ストームのピラーレスケースの基本になるシリーズだ。
内部配線の奇麗さは、上位シリーズである新界2や幻界シリーズに劣るが、価格面では優位性がある。
ゲーミングPCをテーブル下などのあまり目立たない場所に置く人であれば、鏡界シリーズを選ぶと良い。
新界2シリーズ

新界2シリーズは鏡界シリーズから主に配線面で進化している。見比べると一目瞭然だが、新界2シリーズは配線が徹底的に隠されていて、非常に見栄えが良い。
ゲーミングPCをテーブルの上に置くのであれば、見栄えが良い新界2シリーズを選ぶと良い。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | i5-14400F | i7-14700F | i7-14700KF | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5070Ti | 439,800 | 449,900 | 399,800 | 405,000 | |
RTX5070 | 388,000 | 338,000 | 343,000 | ||
RTX4070Ti S | 358,000 | ||||
RTX4060 | 214,000 | ||||
RX9070XT | 388,000 | ||||
RX9070 | 368,000 | 378,000 | |||
RX7800XT | 319,800 |
※2025年3月31日時点での情報
幻界シリーズ

幻界シリーズは、新界2シリーズのMSIコラボ版だと思って良い。PCパーツメーカーとして世界的に有名なMSIのパーツを多く採用することで、見栄えの良さだけでなく、信頼性が高くなっている。
新界2シリーズと幻界シリーズは同じような特徴で同じような価格なので、気に入ったデザインの方を選ぶと良い。
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9900X3D | i5-12400F | i5-14400F | i7-14700F | i7-14700KF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX5080 | 509,800 | 629,800 | |||||
RTX5070Ti | 439,800 | 449,900 | 399,800 | 405,000 | |||
RTX5070 | 388,000 | 338,000 | 343,000 | ||||
RTX4060Ti | 195,000(即納) | ||||||
RTX4060 | 214,000 | ||||||
RX9070XT | 378,000 | 388,000 | |||||
RX9070 | 368,000 | 378,000 | |||||
RX7800XT | 319,800 |
※2025年3月31日時点での情報
幻界LBシリーズ

幻界LBシリーズは、幻界シリーズの黒色バージョンだ。
白色の幻界シリーズとは違い、ラインナップが少し限定的で、需要の高い定番構成のみがラインナップになっている。
影界シリーズ

影界シリーズは、ストームにおける黒色のピラーレスケースモデルだ。Phanteks製のピラーレスケースを採用していて、全体として引き締まった印象を受ける。
影界シリーズ登場前のストームは白いピラーレスケースを中心に扱っていたが、影界シリーズの登場により、白と黒の両方がラインナップに上がった形となる。
R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D | R9 9950X3D | i7-14700KF | U5 245K | U7 265F | U7 265K | U9 285K | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 999,900 | ||||||||
RTX5080 | 489,800 | 509,800 | 509,800 | ||||||
RTX5070Ti | 429,800 | 439,800 | 409,800 | 419,800 | |||||
RTX5070 | 368,000 | 378,000 | 329,800 | 348,000 | 358,000 | ||||
RTX4060 | 264,800 | 254,800 | |||||||
RX7800XT | 319,800 |
※2025年3月31日時点での情報
マイニングベースで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
- 黒ケース
- 白ケース
- ピンクケース



マイニングベースのゲーミングPCの特徴は、ピラーレスケース×LEDだ。
黒・白・ピンクのピラーレスケースに加え、10基のLEDファンを搭載している。他BTOのピラーレスケースモデルより、派手さが増している。
ゲーミングモデル・クリエイターモデル・ストリーマーモデルの3種に分かれていて、それぞれに適した性能・仕様となっている。
ゲーマーモデル
R7 5700X | R7 5700X3D | R7 7800X3D | R5 9600X | R7 9800X3D | i5-14400F | i7-14700F | U7 265F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX5080 | 499,800 | 528,640 | ||||||
RTX5070Ti | 439,040 | 467,040 | 395,360 | 422,240 | ||||
RTX5070 | 297,920 | 316,960 | 386,400 | 314,720 | 341,600 | |||
RTX4060Ti | 303,520 | 262,080 | 226,240 | 259,840 | 286,720 | |||
RTX4060 | 221,760 | 240,800 | 204,960 |
ゲームでは、コアが多い上位のCPUは全く必要ない。ゲーマーモデルは、ゲーム用途で無駄が無いCPUがラインナップとなっている。
クリエイターモデル
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D | U7 265K | U9 285K | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 1,092,000 | 1,058,400 | |||
RTX5080 | 584,640 | 612,640 | 657,440 | 567,840 | 623,840 |
RTX5070Ti | 523,040 | 551,040 | 595,840 | 506,240 | 562,240 |
RTX5070 | 470,400 | 425,600 | 481,600 |
クリエイター向けソフトは負荷が大きく、コア数の多い上位のCPUが必要になる。クリエイターモデルは、重い負荷でも効率的な作業が可能なCPUを搭載したモデルがラインナップとなっている。
ストリーマーモデル
R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D | U7 265K | U9 285K | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 1,030,400 | 1,008,000 | |||
RTX5080 | 523,040 | 551,040 | 595,840 | 517,440 | 573,440 |
RTX5070Ti | 461,440 | 489,440 | 534,240 | 455,840 | 511,840 |
RTX5070 | 408,800 | 375,200 | 431,200 |
ストリーマーは、ゲームしながら配信するなど、マルチタスクが多いため、コアが多い上位のCPUが必要になる。ストリーマーモデルでは、マルチタスクに適したCPUがラインナップとなっている。
さらにUSBポートの数が充実しているなど、ストリーマーに必要なゲーミングPCとなっているのが特徴だ。
フロンティアで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
- 白ケース
- 黒ケース


フロンティアのGPLシリーズは、ピラーレスケースが採用されている。
ピラーレスケース採用のモデルは高額になるのが普通だが、フロンティアでは常にセールが開催されているおかげで、セール対象モデルであればお得に手に入れられる。
R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D | i5-14400F | i7-14700F | |
---|---|---|---|---|---|
RTX5070Ti | 479,800(黒) | 439,800(黒) | |||
RTX5070 | 369,800(黒) | 319,800(黒) | |||
RX9070XT | 429,800(白) | 464,800(白) | 394,800(白) | ||
RX9070 | 374,800(黒) | 329,800(黒) |
※2025年3月28日時点の情報
サイコムで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC

サイコムのG-Master Luminousシリーズは、ピラーレスケースだ。
サイコムでは、世界的に有名なPCパーツメーカーのパーツばかりを採用している。このケースはAntecのConstellation C5 ARGB Whiteだ。
品質にこだわったピラーレスケースPCなら、サイコムをおすすめする。
構成例 | |
---|---|
CPU | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5080 |
メモリ | 64GB(16GB×4) DDR5-5600 |
SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 667,370円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる |
ピラーレスケースとは?
ピラーレスケースとは、支柱(ピラー)がないPCケースのことだ。フロントと左サイドがガラスパネルであり、間の支柱がないデザインとなっていることが多い。
PC内部がはっきりと見えるためライティングが目立ち、ただの箱ではなくインテリアとしてPCを際立たせることができるという特徴がある。
おしゃれで所有欲を満たせるため主に自作erからの人気が高いが、BTOでの扱いは少なく、さらにケース自体が高額になりやすいというデメリットもある。
とはいえ、ケースにこだわりたいPC玄人が一度は検討するのがピラーレスケースであり、非常に良デザインのケースが揃っている。
ピラーレスケースは割高で高額なのか?
たしかにピラーレスケースはケース自体が高額で、内部に光るパーツを採用する関係上、割高になりやすい。
とはいえ、必ずしも割高になるわけではなく、実際は場合によるとしか言いようがない。
ピラーレスケース以外にも様々なシリーズがあるフロンティアのゲーミングPCで見ていこう。
Ryzen5 8400F RTX4060Ti | Ryzen7 7800X3D RTX4070Super | |
---|---|---|
GPLシリーズ(白) GPLシリーズ(黒) ![]() | 249,800円 249,800円 | 364,800円 369,800円 |
GHLシリーズ![]() | 234,800円 | 369,800円 |
GKLシリーズ![]() | – | 349,800円 |
GBLシリーズ![]() | – | 409,800円 |
※2025年2月17日時点での情報
ピラーレスケース採用のシリーズが高額なこともあれば、他シリーズと同じくらいの価格なこともあり、一概にピラーレスケースが高額とは言えない。
ピラーレスケース採用のゲーミングPCを選ぶ際のポイント
- 自分が気に入ったデザインのケースを選ぶ
- 自分が求めるグラボ性能を選ぶ
- 自分が求めるCPU性能を選ぶ
自分が気に入ったデザインのケースを選ぶ
ケースデザインは満足度に関わってくるところであり、ケースで選ぼうとしているのであれば、多少の金額差は気にしないほうが満足度が高くなる。
自分が気に入ったデザインのピラーレスケースを選ぼう。
自分が求めるグラボ性能を選ぶ
グラボはゲーミングPCの性能を決めると言っても過言ではないほど重要なパーツだ。各グラボの大まかな用途は以下の通り。
ゲームをプレイしたい解像度によって選ぶべきグラボが大まかに決まる。
例えばフルHDであればRTX4060やRTX4060Tiで十分であり、RTX5070ならまだしも、RTX5090は全く必要ない。
無駄がないグラボ選びをしよう。
自分が求めるCPU性能を選ぶ
グラボと同様に、ゲーミングPCの性能を決めるパーツがCPUだ。各CPUの大まかな特徴は以下の通り。
特徴 | |
---|---|
Core i5,Ultra5 Ryzen5 | ゲーム用なら十分 軽い動画編集などもこなせる |
Core i7,Ultra7 Ryzen7 | 価格と汎用性のバランスが良い |
Core i9,Ultra9 Ryzen9 | クリエイター向け ほとんどの人は不必要 |
X3Dモデル (Ryzen7 7800X3Dなど) | ゲーム性能を最重要視する人向け |
ゲームしかしない人がCore i9などの最上位CPUを選んでも無駄になるだけなので、自分の用途にあったグレードから選ぶと良い。
所有欲を満たせるピラーレスケースを選ぼう
このページでは、ピラーレスケースを採用しているBTOを紹介した。
- SEVEN(公式サイト):幅広い選択肢からケースを選べる
- Ark(公式サイト):ケースやパーツの幅広い選択肢が売り
- ストーム(公式サイト):ピラーレスケースと配線の奇麗さが売り
- マイニングベース(公式サイト)
:ピラーレスケースと派手さが売り
- フロンティア(公式サイト):価格の安さが売り
- サイコム(公式サイト):品質の高さが売り
ピラーレスケースはデザイン面に優れたPCケースの1つであり、おしゃれなゲーミングPCに仕上げやすい。デザインに妥協したくない人におすすめだ。