ピラーレスケースのBTOゲーミングPCを紹介

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「BTOでピラーレスケースってあんまり無いから困ってるんだよね」という人は多い。

このページでは、ピラーレスケースのBTOゲーミングPCを紹介している。

ピラーレスケースがBTOで見つからずに困っている人は必見だ。

ストームのピラーレスケース採用シリーズ

鏡界2の水冷ケース新界2の水冷ケース幻界の水冷ケースストームのPCケース影界シリーズのケース

ストームはピラーレスケース専門と言えるほどのBTOであり、洗練されたピラーレスケースモデルを選ぶことができる。

鏡界2シリーズ

鏡界2のケース

鏡界シリーズは、ストームのピラーレスケースの基本になるシリーズだ。

洗練さでは、上位シリーズである新界や幻界シリーズに劣るが、価格面では優位性がある。特に、コスパ最強のRyzen7 5700X搭載モデルがあるのは鏡界シリーズの特徴だ。

ピラーレスケースのゲーミングPCをお得に手に入れたい人におすすめする。

※太字はセールモデル
※2024年12月11日時点

新界2シリーズ

新界2のケース

新界シリーズは鏡界シリーズから主に配線面で進化している。見比べると一目瞭然だが、新界シリーズは配線が徹底的に隠されていて、非常に見栄えが良い。

基本シリーズである鏡界シリーズと比べると若干高額だが、見た目の美しさをこだわりたい人は新界シリーズを選ぶと満足できる。

なお、同構成で価格が違うモデルは「Plusシリーズ」であり、グラボのケーブルが裏面に隠されていることにより、さらに見栄えが良くなっている。

※太字はセールモデル
※2024年12月11日時点

幻界シリーズ

幻界のケース

幻界シリーズは、新界シリーズのMSIコラボ版だと思って良い。PCパーツメーカーとして世界的に有名なMSIのパーツを多く採用することで、見栄えの良さだけでなく、信頼性が高くなっている。

新界シリーズと幻界シリーズは同じような特徴で同じような価格なので、気に入ったデザインの方を選ぶと良い。

なお、同構成で価格が違うモデルは「Plusシリーズ」であり、グラボのケーブルが裏面に隠されていることにより、さらに見栄えが良くなっている。

※太字はセールモデル
※2024年12月11日時点

幻界LBシリーズ

ストームのPCケース

幻界LBシリーズは、幻界シリーズの黒色バージョンだ。

白色の幻界シリーズとは違い、ラインナップがある程度限定的で、需要の高い定番構成のみがラインナップになっている。

※太字はセールモデル
※2024年12月11日時点

影界シリーズ

影界シリーズのケース外観

影界シリーズは、ストームにおける黒色のピラーレスケースモデルだ。Phanteks製のピラーレスケースを採用していて、引き締まっている印象を受ける。

影界シリーズ登場前のストームは白いピラーレスケースという印象だったが、影界シリーズの登場により、白と黒の両方がラインナップに上がった形となる。

※太字はセールモデル
※2024年12月11日時点

フロンティアのピラーレスケース採用シリーズ

GPLシリーズの白ケース
GPLシリーズの黒ケース

フロンティアのGPLシリーズは、ピラーレスケースが採用されている。

ピラーレスケース採用のモデルは高額になるのが普通だが、フロンティアでは常にセールが開催されているおかげで、セール対象モデルであればお得に手に入れられる。

i5-14400Fi7-14700FR5 8400FR7 7800X3D
RTX4070Ti S354,800(白)
349,800(黒)
372,800(白)
359,800(黒)
RTX4070S309,800(白)
299,800(黒)
329,800(白)
309,800(黒)
RTX4060Ti234,800(白)
224,800(黒)
234,800(白)
219,800(黒)
※太字はセールモデル
※2024年12月6日時点

マイニングベースのピラーレスケース採用シリーズ

アストロメダの黒ケース
Astromedaの白ケース
アストロメダのピンクケース

マイニングベースのゲーミングPCの特徴は、ピラーレスケース×LEDだ。

黒・白・ピンクのピラーレスケースに加え、10基のLEDファンを搭載している。他BTOのピラーレスケースモデルより、派手さが増している。

ゲーミングモデル・クリエイターモデル・ストリーマーモデルの3種に分かれていて、それぞれに適した性能・仕様となっている。(2024年12月11日現在、クリエイターモデルの取り扱いがない)

ゲーマーモデル

※2024年12月11日時点での情報

ゲームでは、コアが多い上位のCPUは全く必要ない。ゲーマーモデルは、ゲーム用途で無駄が無いCPUがラインナップとなっている。

ストリーマーモデル

※2024年12月11日時点での情報

ストリーマーは、ゲームしながら配信するなど、マルチタスクが多いため、コアが多い上位のCPUが必要になる。ストリーマーモデルでは、マルチタスクに適したCPUがラインナップとなっている。

さらにUSBポートの数が充実しているなど、ストリーマーに必要なゲーミングPCとなっているのが特徴だ。

サイコムのピラーレスケース採用シリーズ

Luminousのケース
構成例
CPUIntel Core Ultra7 265K(変更可)
グラボRTX4070Ti Super(変更可)
メモリ64GB(16GB×4) DDR5-5600
SSD1TB M.2 SSD
価格(税込)520,800円
※2024年12月11日時点での情報

サイコムのG-Master Luminousシリーズは、ピラーレスケースだ。

サイコムでは、世界的に有名なPCパーツメーカーのパーツばかりを採用している。このケースはAntecのConstellation C5 ARGB Whiteだ。

品質にこだわったピラーレスケースPCなら、サイコムをおすすめする。

SEVENのピラーレスケース採用シリーズ

SEVENのPCケースSEVENのPCケースSEVENのPCケース

SEVENで選べるピラーレスケースは以下の通り。

  • NZXT H6 Flow White
  • NZXT H6 Flow Black
  • NZXT H9 Elite White
  • LianLi O11D EVO RGB Black
  • ASUS TUF Gaming GT502 Black

SEVENでは全てのパーツを幅広い選択肢から選ぶことができる。型番がすべて公開されていて、自作PCかのように自分で組み上げることが可能だ。

PC初心者だと選択肢の広さは混乱に繋がるだけだが、玄人であれば選択肢が広いほど嬉しい。もちろん基本モデルをそのまま購入しても問題ないが、カスタマイズがSEVENの醍醐味だ。

以下の表はピラーレスケースがデフォルトで採用されているモデルのうち、IntelモデルとAMDモデルの2つを抜粋して紹介している。これらを基に自分好みの構成に変更しても良い。

パーツ
(すべて変更可)
構成例1(Intel)構成例2(AMD)
ケースSEVENのPCケース
CPUCore i7-14700FRyzen9 7950X3D
グラボRTX4070SuperRTX4070Super
メモリ32GB(16GB×2)
DDR5-5600
32GB(16GB×2)
DDR5-5600
ストレージ1TB SSD2TB SSD
2TB SSD
価格(税込)298,980円439,780円
公式ページ公式サイトで見てみる公式サイトで見てみる
※2024年12月20日時点

ピラーレスケースの弱点:割高で高額

ピラーレスケースは通常のケースより割高で高額な傾向にある。

ピラーレスケース以外にも様々なシリーズがあるフロンティアのゲーミングPCで見ていこう。

Core i5-14400F
RTX4060Ti
Core i7-14700F
RTX4070Super
Core i7-14700F
RTX4070Ti Super
GPLシリーズ(白)
GPLシリーズ(黒)
GPLシリーズの白ケースGPLシリーズの黒ケース

224,800円
309,800円
299,800円
354,800円
349,800円
GHLシリーズ
GHLシリーズ
209,800円279,800円349,800円
GKLシリーズ
GKLシリーズのケース
257,800円
GBLシリーズ
GBシリーズ
349,800円389,800円
※非セールモデル
※2024年12月14日時点での情報

ピラーレスケース採用のGPLシリーズは、他のシリーズより高価格であり、フラグシップシリーズのGBLシリーズより価格が高いことすらある。ピラーレスケースにはそれだけのコストがかかるということだ。

これだけ高額だと、ピラーレスケースを諦める人もいるかもしれない。しかしどうせ数十万円の買い物をするのであれば、後悔しないように妥協のないPC選びをするべきだ。

ピラーレスケースのゲーミングPCの選び方

  • 自分が気に入ったデザインのケースを選ぶ
  • 自分が求めるグラボ性能を選ぶ
  • 自分が求めるCPU性能を選ぶ

自分が気に入ったデザインのケースを選ぶ

ゲーミングPCは高額な買い物であり、ピラーレスケースはさらに割高だ。だからこそデザインに妥協せず、満足の行くゲーミングPCを選ぶべきだ。

自分が求めるグラボ性能を選ぶ

グラボはゲーミングPCの性能を決めると言っても過言ではないほど重要なパーツだ。各グラボの大まかな用途は以下の通り。

用途
RTX4060
RTX4060Ti
フルHDゲーミング用
RTX4070Super
RTX4070Ti Super
WQHDゲーミング用
RTX4080Super
RTX4090
4Kゲーミング用

おすすめは、フルHDゲーミングならRTX4060Ti、WQHDゲーミングならRTX4070Super、4KゲーミングならRTX4070Ti Superだ。RTX4070Ti SuperはWQHD向けのグラボだが、かなり高性能なので4Kゲーミングにも対応できる。

自分が求めるCPU性能を選ぶ

グラボと同様に、ゲーミングPCの性能を決めるパーツがCPUだ。各CPUの大まかな特徴は以下の通り。

特徴
Core i5,Ultra5
Ryzen5
ゲーム用なら十分
軽い動画編集などもこなせる
Core i7,Ultra7
Ryzen7
価格と汎用性のバランスが良い
Core i9,Ultra9
Ryzen9
クリエイター向け
ほとんどの人は不必要
X3Dモデル
(Ryzen7 7800X3Dなど)
ゲーム性能を最重要視する人向け

ゲームしかしない人がCore i9などの最上位CPUを選んでも無駄になるだけなので、自分の用途にあったグレードから選ぶと良い。

所有感を味わえるピラーレスケースを選ぼう

このページでは、ピラーレスケースを採用しているBTOを紹介した。

ゲーミングPCは高額であり、気に入らないからと言って気軽に買い替えることはできない。だからこそ、性能だけでなくデザイン面でも妥協せず、納得のいくものを選ぶべきだ。

ピラーレスケースは高額というデメリットはあるものの、デザイン性には優れている。所有感を味わえるピラーレスケースを選ぼう。

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