BTOのPCケースはダサいのか？

「BTOでゲーミングPCを買おうと思っているけど、ケースがダサいってよく聞くんだよね」と思っている人は多い。

このページでは、BTOのPCケースはダサいのかを解説している。

PCケースのダサさが理由でBTOの利用をためらっている人は必見だ。

BTOのPCケースは、ダサいのとダサくないのとで半々だ。

一昔前であればダサいケースも多かったが、最近ではPCケースのデザインに力を入れているBTOも増えている。一方で未だにダサいケースを採用しているBTOもある。

もちろん何をダサいと思うかは人それぞれであり、一般受けの良い堅実なデザインをダサいと思う人もいるし、ゲーミングPCらしい派手なデザインをダサいと思う人もいる。

それを加味しても、全てのBTOのケースがダサいとは言い切れず、ダサいのとダサくないのとで半々だ。
›かっこよくておしゃれなケースのBTOゲーミングPCを紹介

ケースがダサいBTOの例

黒色のケースしか選べないBTOはダサい傾向にある。

ツクモのPCケースデザインはかなりシンプルだ。シンプルなものが好きな人であれば気に入るが、ダサい寄りに分類される。

左側のケースはかなりダサいが、今ではほぼ取り扱いがないため、基本的には真ん中か右のケースを選ぶことになる。

パソコン工房のPCケースはシリーズによってかなり異なるが、基本的には左のPCケースとなる。真ん中や左のPCケースは構成がかなり限定されていて、自分の求めるスペックにならない可能性が高いからだ。

パソコン工房の基本となるPCケースは黒を基調としていて、かなりシンプルなデザインだ。ただの箱のような印象を受け、ダサいと感じる。

ドスパラのPCケースはどれも同じようなデザインであり、個人的にはダサいと感じる。

黒を基調としたシンプルなデザインである一方で、大きいロゴがダサさを醸し出している。ロゴの主張が激しくなければまだマシかもしれない。

黒いケースだけでなく、白いケースを選べるBTOはダサくない傾向にある。

フロンティアのPCケースは、シリーズによって全く異なる。

シンプルでダサいケース採用のシリーズもあれば、おしゃれなピラーレスケースを採用しているシリーズもある。シリーズが多ければそれだけ色々な人に刺さりやすい。

一昔前のフロンティアのPCケースは業務用PCのようなデザインでかなりダサかったが、今のフロンティアはPCケースに力を入れていて、見栄えの良いシリーズが多い。
›BTOフロンティアのPCケース一覧

マウスコンピューターのPCケースはデザイン性に優れている。真ん中のシリーズの黒ケースver.はダサいのだが、白ケースになるだけでおしゃれさが増す。

白いケースは構成に制限があるのだが、エントリー～ミドルクラスには対応しているので、ほとんどの人は安心だ。

他の一般的なBTOが独自仕様のPCケースを採用しているのに対し、サイコムはFractal DesignやCoolerMasterといった、世界的に有名なPCパーツメーカーのPCケースを採用している。シンプルなデザインながら、どことなく洗練さを感じる。

一般的なBTOは、シリーズによってPCケースが違うとはいえ、自由度はかなり低い。一方で、幅広い選択肢からPCケースを選べるBTOもある。

こだわりのゲーミングPCにしたいのであれば、PCケースを選べるBTOを利用するべきだ。ただし全パーツを広い選択肢から選べるので、PCの知識がないと逆に迷ってしまったり、パフォーマンスが低い構成になってしまったりすることには注意したい。

画像の3つのケースはほんの一例であり、様々なPCケースから選ぶことができるので、自作に疲れた自作erなどにおすすめだ。

BTOとはBuild To Orderのことで、受注生産のパソコンショップのことを指す。受注生産なので、自分の用途に合った構成にすることができる。

ただし、完全に自分の思い通りの構成にできるわけではなく、BTO側が提示する選択肢の中に限られる。大手BTOほど選択肢が狭く、中小BTOほど選択肢が広い傾向にある。

特にケースに関しては選択肢がなく、BTO側が用意したケースを採用しなければならない。大衆向けに経営しているBTOが多く、良く言えば無難なケース、悪く言えばダサいケースを採用していることが多いのだ。

このページでは、BTOのPCケースがダサいのかを解説した。

結論としては、ダサいPCケースもあれば、ダサくないPCケースもある。BTOによって採用ケースが全く違うので、気に入ったケースのBTOを選ぶと良い。
›かっこよくておしゃれなケースのBTOゲーミングPCを紹介